凝固因子活性検査

凝固因子とは、血管が破れて出血する際に、血液が固まって傷口を塞いで止血しようとする際に重要な働きを担っているものと言えるでしょう。血液凝固因子は12種類あるとされており、血管の内外で連鎖的に活性化され、最終的に第Ⅰ因子であるフィブリノゲンをフィブリンという水に溶けない物質へと変化していくようです。そうすることで傷口を塞ぎ止血することが出来ると考えられているようです。12ある血液凝固因子のいずれかが欠乏していたり、働きが悪くなっていると止血も上手くいかなくなる危険性があるでしょう。というわけで、凝固因子活性検査とは、12それぞれの血液凝固因子の働きがどうなっているのかを調べる検査といえるでしょう。
それぞれの検査より、第Ⅴ因子、第Ⅶ因子、第Ⅷ因子などの働き具合を知ることが出来るとされ、この検査の注意点をあげるとするならば、現在服薬しているものについて気を配る事でしょう。妊娠中・経口避妊薬・抗凝固薬・抗生物質を服用している人に関しては、検査前に必ず医師に申し出てもらう必要があるでしょう。
これらいずれかの血液凝固因子に異常が見つかった場合には、他の検査結果も踏まえて原因となっている病気を明らかにし、治療をしていく必要があるでしょう。
例えば第Ⅴ因子が低値だった場合、先天性第Ⅴ因子欠乏症・播種性血管凝固症候群・肝硬変・肝臓がんの可能性が考えられるようです。第Ⅶ因子が低いと、肝硬変・肝臓がんなどに加え、ビタミンK産生障害・腸疾患による吸収障害・肝疾患による利用障害などなど。ご紹介したのはほんの一例ですが、血液凝固因子の異常は様々な病気に繋がっていると考えられることがわかるでしょう。

コメントは受け付けていません。